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ノロウイルスについて

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こんにちは。さくらクリニック院長の石代誠です!

寒さもだんだん厳しくなってきましたが、みなさん体調は崩されていませんか?

そこで、この時期に注意したい病気の一つにノロウイルスがあります。

ノロウイルスは小腸粘膜で増殖し、腹痛を中心とした症状を引き起こします。

特に乳幼児や高齢者は抵抗力が弱いため、重症化しやすいので注意しましょう。

 

ノロウイルスの主な症状は?

◇熱

37~38℃ほどの発熱です。ノロウイルスは初期症状として微熱が出ることが多くあります。

◇悪寒

ノロウイルスに感染すると、症状の予兆として寒気に襲われることがあります。

お腹の違和感と寒気がきた場合は、ノロウイルスを疑いましょう。

◇腹痛

ノロウイルスの腹痛は急にくる辛い症状です。

初めはチクチク痛みだし、その後にこみ上げるような不快感や吐き気に悩まされます。

◇嘔吐

腹痛の後、嘔吐がきます。

1日に何度も吐くこともある辛い症状です。

 

◇下痢

嘔吐の後は下痢がやってきます。

下痢は水のような便です。

水分を多く含んでいる為、脱水症状に気を付けなければいけません。

水分はこまめに補給するようにしましょう。

※下痢止めはウイルスを体内にとどめてしまうのでやめましょう!

 

 

病院での検査方法と費用は…

病院でノロウイルスを検査する際には便を採取して検査します。

便は簡易検査という方法で検査され、ノロウイルスに感染しているかどうか陽性・陰性の判断を下されます。

費用ですが、ノロウイルスの検査で保険が適用されるのは3歳未満の子供と65歳以上の高齢者だけです。

それ以外は自費になります。

そのため、やや高額な検査費用かかるので注意が必要です。

ノロウイルスを根本的に退治する薬がないうえ症状自体、数日で治まるため対症療法によって自然治癒を待つことになります。

あまりにも嘔吐や下痢がひどい場合は医療機関において点滴や投薬を受けましょう。

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