漢方専門外来について
東洋医学と西洋医学のメリット・デメリットを補い合い、総合的な観点で患者様の不調に対する治療法を見出す診療科です。それぞれの患者様にあった漢方薬を保険診療の範囲で処方しています。また、当クリニックでは他の専門科のドクターと連携し、西洋医学的な検査も組み合わせて治療を行っていくのが強みです。
漢方とは?
漢方は6世紀に中国から伝わり、日本で独自の発展を遂げました。江戸時代においては、西洋医学よりも東洋医学のほうが普及していました。その流れが一時的に途切れるのが明治時代です。西洋の文化を積極的に導入し始めた日本では、医学も西洋式に変わりました。しかし、そのような状況においても漢方医学の考えは継承され続けてきました。そして近年の日本では、漢方治療の重要性が多くの分野で再認識されています。漢方薬は保険が適用されるようになり、大学の医学部や薬学部でも漢方は必修科目になりました。