秋バテについて
- スタッフ
こんにちは。
さくらクリニック院長の石代 誠です。
今年の夏は本当に暑く、天候も不安定でしたが、ようやく涼しくなってきましたね。
この時期は季節の変わり目でもあり、夏の暑さの影響により体調不良に注意が必要です。
皆さん、体調の変化を感じたら早めに対策をしましょう!
秋バテとは…夏で体力が消耗し、秋に体の不調が起こることをいいます。
秋バテの症状
* 疲れがとれない
* 体がだるい
* 肩こり
* 睡眠不足
* 冷え
* 頭痛
原因
* 夏の暑さによる体力低下
* 気温や気圧による自律神経の乱れ
* エアコンによる体温低下
秋バテを改善する為には、自律神経の乱れを正すことが大切です。
自律神経の乱れにはストレスを解消することが大切なので休日などは趣味や運動をするなど、心身のリフレッシュする時間を作るようにしましょう。
また体の冷えも良くないので38度くらいのぬるめのお湯にゆっくりと浸かると体の内部から温まり血液の流れも良くなります。
秋バテに効く食材は…
やまいも→エネルギーを作り、胃の消化を助け、腸内環境を整え、免疫力を高めてくれます。
玉ねぎ→消化酵素の働きを活発にし、消化を助け、食欲増進、疲労回復の効果があります。
ゴーヤ→ビタミンC、カリウム、モモルデシン(モモルデシンは胃を丈夫にしてくれます)
しょうが→胃腸の消化吸収を助け、食欲増進、疲労回復、発汗作用を高め、身体を冷やさないようにし、殺菌効果もある優れた食材です。
にんにく→高エネルギー食材です。
その中でもアリシンという成分があり、火を通して食べると疲労回復、食欲増進の効果があります。
かぼちゃ→エネルギー・水分・タンパク質・脂質・炭水化物・食物繊維・カロテン・ビタミンC・E・K・カリウムと、栄養素が豊富で、疲労回復や利尿作用に効果的です。
きゅうり→カリウムを豊富に含んでおり、ほとんど水分なので利尿作用と浮腫みに効果的です。
じゃがいも→ビタミンB1・Cが含まれていて、疲労回復に効果的です。
枝豆→Bカロテン・ビタミンB1・B2・C・Eを豊富に含みますので疲労回復、浮腫みに効果的です。
オクラ→ネバネバ成分(ムチン)が弱った胃腸を保護してくれます。
トマト→リコピン・ビタミン・ミネラルが豊富です。
抗酸化作用・栄養補給ができます。
ナス→水溶性ビタミン物質がありますので、食欲不振に効果的です。
カリウムも含まれているので利尿作用と体を冷やす効果があります。
スイカ→スイカは約90%以上が水分で、その中に約5%の糖分とミネラル類もバランスよく含まれています。
利尿作用もあり、体を冷やします。
秋バテ予防の一番は食事にあります。
上手にこのような食材を取り入れましょう。
その他にも、冷たいものばかり飲まない!
体を冷やしすぎない!
睡眠をしっかりとる!
などをして元気に乗り切りましょうね!(^^)!