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神経内科について

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こんにちは。

火曜日と金曜日(※5月からは火曜日と木曜日)に不定期に診察させて頂いている佐藤 龍太です。

神経内科が専門で頭痛やパーキンソン病、認知症等を診ています。

患者様の負担が一寸でも軽く出来るように頑張ります。

まずは、神経内科とはどんな病気を扱う内科なのか?説明致します。

神経内科は脳や脊髄、神経、筋肉の病気をみる内科です。

体を動かしたり、感じたりすることや、考えたり覚えたりすることが上手にできなくなったときにこのような病気を疑います。

症状としては…

★ しびれ

★ めまい

★ ひきつけ

★ むせる

★ しゃべりにくい

★ つっぱる

★ ふらつく

★ 歩きにくい

★ うまく力が入らない

★ 頭痛

★ 物忘れ

★ 意識障害

など…

神経内科はよくわかりにくいといわれます。

科の名称が紛らわしいためと思いますが、特に間違えられやすいのが精神科、精神神経科、神経科、心療内科などです。

これらの科は精神科の仲間で、おもに気分の変化(うつ病や躁病)、精神的な問題を扱う科です。

また、心療内科は精神的な問題がもとで、体に異常をきたしたような病気を扱う科です。

神経内科はこれらの科と異なり精神的な問題からではなく、脳や脊髄、神経、筋肉に病気があり体が不自由になる病気を疑います。

精神科の病気のほとんどが実際に病気の患者様の脳を拝見しても異常が見つけられないのに対し、神経内科で扱う病気は脳を見ると何かしら病気の証拠を見つけることができます。

ただし、中には精神科と神経内科どちらでも見る病気もあり、認知症やてんかんなどはその代表的なものです。

最近は認知症も原因がわかりつつあり、脳の変化もよくわかってきています。

このように、いろいろな科が関係することもありますが、まずは全身を診れる神経内科にかかって頂き、必要であれば他の科に紹介してもらうのが望ましいと思います。

次回は認知症についてお話します。

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