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アトピー性皮膚炎について


ようやくさわやかな秋風が吹く季節となりましたが、いかがお過ごしですか?

さくらクリニック院長の石代 誠です。

今日はアトピー性皮膚炎についてのお話です。

アトピー性皮膚炎とは、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚バリア機能が弱い人に多くみられる皮膚の炎症を伴う病気です。

主な症状は「湿疹」「かゆみ」で、良くなったり悪くなったりを繰り返し、なかなか治らず慢性化してしまうのが特徴です。

【湿疹の特徴】

・赤みがある。ジュクジュクして引っかくと液体が出てくる。長引くとごわごわ硬くなって盛り上がる。

・左右対称にできることが多い。

・おでこ、目のまわり、口のまわり、首、わき、手足の関節の内側などに出やすい。

≪アレルギーを起こしやすい体質の人≫

ご家族にアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどの人がいる場合、その体質を受け継いでアレルギーを起こしやすくなることがあります。

また、実際にご本人がそういう病気をわずらったことがある場合もアレルギーを起こしやすい体質と考えられます。

≪皮膚バリア機能≫

皮膚は表面の皮脂膜や、その下の角質細胞などがバリアの役割を担っており、外からの物質の侵入や水分の蒸発による皮膚の乾燥を防いでいます。

アトピー性皮膚炎では、これらの「皮膚バリア機能」が弱まっているため、外からの異物が容易に皮膚の中まで入り込みやすい状態になっています。

≪原因はバリア機能異常と免疫の過剰反応≫

良くなったり悪くなったりを繰り返しながら長期にわたり皮膚の炎症が続くアトピー性皮膚炎。

炎症は本来、体の外から侵入してきた敵と戦って退治する免疫反応によって起こるもので、細菌やウイルスなどから身を守るために必須のものです。

しかしアトピー性皮膚炎では、この免疫が過剰に反応し本来退治する必要のないものに対しても不必要に炎症が起きてしまうことが病気の根本にあります。

免疫が過剰に反応する理由としては、もともとのアレルギーを起こしやすい体質や皮膚バリア機能低下も大きく関係しますが、他に長期間皮膚に加わる強い刺激やストレス、疲労なども免疫を不安定にしてアトピー性皮膚炎を悪化させることがあります。

症状コントロールのポイントは、早くしっかりと炎症を抑えることと、悪化を防ぐスキンケア

皮膚の炎症が続くとそれに伴ってかゆみも持続し、さらに引っかいてしまうことにより炎症が悪化し、バリア機能もさらに低下します。

そのため外からの刺激をますます受けやすい状態になります。

この悪循環を食い止めるには、まずできるだけ早くしっかりと炎症を抑えること、そしてうるおいを保つスキンケアを使ったり、皮膚への刺激を減らすことが症状コントロールのポイントです。