糖尿病について②
- スタッフ
こんにちは、ようやく春めいてきて、木々の芽もふくらみ始めてきましたね!
さくらクリニック院長 石代誠です。
今日は先週の続き…糖尿病でも食べていいものからお話ししましょう。
果物は糖が多いから良くないと認識している人も多いと思いますが、果物にはビタミンなどの体に嬉しい栄養素も豊富に含んでいます。
ですので摂食量に注意しながら食生活に取り入れてみて下さい。
ドライフルーツや缶詰めは糖度が高いうえビタミンも少ないのでお勧めできません。
そして何より食事療法の天敵は、「アルコール」や「間食」です。
アルコールに含まれる糖質が問題になるのでビール系なら糖質ゼロの発泡酒を、あるいはワイン・焼酎などを適量にしましょう。
日本酒や果実酒は糖分が多いので控えた方がいいですね。
このように、食事制限されていても、食べていいものはたくさんあります。
摂取量に気を付けて、上手にこの病気と付き合っていきましょう。
食事制限での疑問や不安がある方は、当院でお気軽にご相談ください。
次に糖尿病改善のため毎日、習慣化して取り入れてほしいのが運動です。
運動療法というと運動が苦手な方や飽きっぽい人は辛く感じるでしょう。
しかし糖尿病を改善するにはとても大事なことです。
過度な運動で続かないよりも毎日15分でも30分でもいいです。
歩いてください。
ウォーキングに行く時間がないなら普段の生活に取り入れてみて下さい!
例えば、歯を磨いている間、かかとを浮かせるとか…
エレベーター・エスカレーターではなく階段を使うとか…
そんな些細なことから始めましょう。
そしてだんだん運動を取り入れることに慣れてきたら、有酸素運動であるウォーキング・ジョギング・サイクリング・水泳など自分に合った運動を見つけてみましょう。
私のお勧めはプールでウォーキングや水中トレーニングです。
水の中だと腰や膝への負担も軽くなるのでやりやすいと思います。
ぜひ、試してみて下さいね。